思い出してほしい、3月13日に福島第一原発の近くの町、双葉町で、1000マイクロシーベルトを振り切れたわけで、今思えば、凄まじい放射線量だったわけで、原発が国や電力会社が言うほど安全なものかを考えるべきだろう。


(あまりにも画像/音声とも悪いのですが、重要な報告なので、動画にてアップいたしました。聞きづらい部分が多々ありますが、最後までご視聴ください)
 
フリーのフォトジャーナリストなどでつくる「日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)」のメンバー5人と雑誌「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんは13日、福島第一原発付近の放射線量を計測したところ、携帯していた計器のメーターが振り切れ、計測不能だったことが明らかとなった。
 
福島原発の取材のため、この日、双葉長に入ったのは、フォトジャーナリストの山本宗輔さん、森住卓さん、野田雅也さん、豊田直己さん、綿井健陽さん、広河隆一さんの8人。­前日に郡山に入り、13日、既に避難地域となっている双葉町に入った。

午前10時20分時双葉町役場玄関付近で放射線を計測。すべての測定器が振り切れた。更に午前10時30分頃 双葉町厚生病院玄関前で計測したところ、ここでも、すべての計測器が振りきれたという。
 
使用した計器は「BEIGER COUNTR DZX2(上限は1000マイクロシーベルト/時)」と「VICTOREEN 209-SI(上限は10ミリレントゲン/時以上)」及び「MYRate PRD-10/1(上限は9.9マイクロシーベルト/時))の3台。上限を超えているため、正しい値を確認することはできなかった。
 
原子力問題のスペシャリストでもある広河隆一さんによると、2月末のチェルノブイリ原発取材で、事故炉から200メートル付近で計測した値は4ミリレントゲン。事故炉から­4キロ離れた、プリピャチ市で計測した値は0,4ミリレントゲンで、いずれも今回の計測が上回っており、非常に高い水準にあるという。
  
しかし、取材の途中、役場などで避難していないと思われる住民と遭遇。また帰路の国道288号線でも、多くの住民が双葉町の自宅に戻っているところを目撃したという。ほと­んど住民が双葉町の高汚染について知らず、植物に水やりをしたり、服を取りに帰る途中だった。中には子どもを乗せた車もあった。取材班が車を止め、長時間の滞在は危険であ­ることを知らせた。半径二〇キロ圏内立ち入り禁止の表示も、検問もなかったという。
 
広河さんは、余計な被ばくをなくすためにも、政府がきちんと情報提要すべきだと話している。
 
※音声も映像も非常に不十分な状態であることをお詫びいたします。このリポートは毎日継続する予定です。
 
日本ビジュアルジャーナリスト協会

「静まる町 迫る放射線
原発から数キロ 避難地域ルポ」
無人の病院で1000マイクロシーベルト、計器の針が振り切れた」

ジャーナリスト 豊田直巳(とよだ・なおみ)さん:1956年生まれ。イラク戦争劣化ウラン弾問題などを取材。著書に「戦争を止めるために---フォトジャーナリストの見た世界」など。

 東日本大震災福島第一原発を襲ったのは、私が事故発生から25年目のチェルノブイリ原発取材を終えて帰国した直後だった。チェルノブイリでの取材体験から日本がのっぴきならない事態に陥る可能性を直感、「まさか日本で原発事故取材に出掛けるとは」と思いつつ、3月12日に福島県郡山市に入った。

 翌13日、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(VVJA)の仲間や写真誌「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんと合流した。

 福島第一原発のある双葉町は、13日時点で既に避難指示が出ていたが、入域制限しているチェックポイントまでは行ってみようと国道288号線を東に向かった。すると、予想に反して双葉町まで行き着いてしまった。検問も避難指示の案内板もなかったのだ。
 国道をまたぐJRの鉄橋が崩れ落ち、地震のすさまじさを見せつけていたが、人影はない。

 毎時(以下同じ)20マイクロシーベルトまで測定可能な放射線測定器を取り出すと、アラーム音を発しながらみるみる数字は上がり限界値の19・99を表示した。放射能測定が初めての仲間が「この数字はどのくらいのレベルなんですか」と防護マスクでくぐもった声で聞いた。「おおよそだけど、普段の東京の数百倍かな」と答える。既にかなりの高濃度汚染地に入り込んでいた。

 車を町の中心部に向けて進めた。人けのない家が並ぶが、地震の被害はそれほど見られなかった。そこで、もう一台の100マイクロシーベルトまで表示する測定器を取り出すと、これも針が振り切れた。

 この事実を行政当局に知らせようと、双葉町役場に直行したが、役場玄関の扉は閉ざされたまま。緊急連絡先などの張り紙もなかった。静まりかえった町に、ときどき小鳥のさえずりが聞こえる。

 入院患者に被ばく者が出たと報じられた双葉厚生病院に向かったが、ここも無人。玄関には患者を運び出したとみられるストレッチャーが何台も放置され、脱出時の慌ただしさがうかがえた。地震で倒れた器量機器や診療機具が散乱。消毒薬の臭いが漂う。

 原発から約3キロの同病院前でも測定器の針は100マイクロシーベルトで振り切り、上限に張り付いたまま。そこで1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)まで測定できるガイガーカウンターを取り出したが、これもガリガリガリと検知音を発し、瞬時に針が振り切れた。「信じられない。恐い。」私は思わず声に出していた。

 放射性物質の違いなどにより同列に論じられないにしても、これまで取材した劣化ウラン弾で破壊されたイラクの戦車からも、今も人が住めないチェルノブイリ原発周辺でも計測したことのない数値だった。

 放射能は風向きや地形によっても異なる。もう少し調べようと海岸に向かったが、病院から数百メートル行った所で津波に運ばれたがれきと地震で陥没した道路に行く手を阻まれた。放射能汚染に気を取られ、しばし忘れていたが、紛れもなくここは巨大地震と大津波の被災地でもあった。その被災地を五感では感知できない放射能が襲っている。

 慌ただしく町中の取材を終え、汚染地帯を脱出しようと急いで帰る途中、町方向に向かう軽トラックに出合う。車を止めて汚染状況を説明すると、「避難所にいるんですが、牛を飼っているので餌やりに行かないと。だめですか」私に許可を求めるような困った表情で年輩の女性が聞いてきた。「長い時間はこの辺にいない方がいいですよ。気を付けてください」そうお願いするしかなかった。

 町内の道路をまたぐアーチには「原子力 郷土の発展 豊かな未来」との標語が掲げられていた。しかし、現実には未来を奪いかねない放射能の脅威に町はさらされていた。

ちなみにレントゲンって単位は、(1000マイクロシーベルト[1ミリシーベルト]=100ミリレントゲン)なので、単純にミリレントゲンならば、単純に10倍した値のマイクロシーベルトになるので、チェルノブイリ原発から200メートル離れた場所で、40マイクロシーベルト、4キロ離れた場所で、4マイクロシーベルトと、現在のチェルノブイリ周辺は、かなり高い値であることが分かる。
(40マイクロシーベルトならば、8760時間を掛ければ年間になるわけで、年350ミリシーベルトの被曝量となり、とても人間が住めるところではない・・・って、以前あったニュースで、福島第一原発から3キロ範囲内の放射線量で最も高かったのが年間700マイクロシーベルトだったので、大体チェルノブイリ原発200メートルの2倍ぐらい高い地域があるってことか・・・・おそろしあ。)
まあ、こんなことでも驚いている現在は、ある程度放射線量の見聞きが出来るようになったから、この値は高いとか低いとか言えるわけだが、3月13日の時は、ミリシーベルトってそんなに高い値?って思っていたわけで、実は上記のように1000マイクロシーベルトを振り切れたって、この人たちは非情に驚いていたわけだが、私はあまりピンとこなかったわけで、現在になって改めて聞いてみると、異常な値であると言う事がよく分かる。
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まあ、しかしこんなひどい値が出ているわけなのだが、当時のエダノ君は、「直ちに健康に影響は有りません」って言っていたが、さすがにこの値を1日中浴びていると、何らかの影響は出るだろうって。フルアーマーになって20キロ圏内に5分しか滞在しなかったFAエダノ君は、実際には放射能が「健康に影響はある」ことを認識していたわけで、じゃなきゃ、ちょっとコンビニ行って来る的なスタイルで、半径20キロに入ることができるだろう。
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まあ、その辺は如何でも良いのだが、この記録は事故当時に、命を掛けて潜入した情報であり、非情に貴重な情報であるわけで、しかしながらこのような情報は、既に風化してきているのかもしれないって、最近思うわけで、人間は都合の悪いことはすぐに忘れたがるわけだが、こう言う都合の悪い情報を集め、そしてそれをもってして、本当に現在の営利企業である電力会社に原発運用を任せて大丈夫なのか?ってことを、照らしあわさなければならないだろうし、今回の福島第一原発の無様な醜態を、まるでバベルの塔のようであり、巨大技術を扱うには、まだ人類は早かったと言うことを認識した上で、原発の推進、再稼動をかんがえなくてはならないだろう。
 
あと、恒例の話。このときの放射線は桁違いなわけで、もちろん降下した放射性物質の量も桁違いな量であったわけだが、みんなのアイドルもろくず先生は、「1960年頃の大気中のセシウムの濃度は10000倍高かったキリッ」ってわけで、一万倍高かったら、急性放射性障害で死亡確定しているわけでして、どんだけ電力マネーうまーいぞーーーーって訳か、この動画でよく分かる。